「法的手段による解決」と「お気持ちの整理」

XAIでは「弁護士としての専門性」と「心理職としての専門性」の両方を活かしてクライアントをサポートしています。

弁護士の仕事は「法的手段による解決」が主であると思われがちなのですが、当事者の方は同時に「心理的な面(お気持ち)の整理」に苦しまれていることが多いのが現実です。

ご本人にとっては「法的問題」と「心理的問題」が別々に存在するわけではないので、一つの出来事に対し、多様な側面からの支援が必要なのだと私は思っています。

また、時に有効な法的手段が見つからないケースでも、気持ちの面で折り合いがつく、法律分野外の他の手段がある場合もあります。

法律的には、同じカテゴリーに入るトラブルでも、相談者同士で同じ悩みや葛藤というのは存在せず、適した解決方法も人によって全く違ってきます。

XAIでは「当事者のお気持ちの整理」に力点をおき、対話を大切にしながら法的側面だけに偏らないアプローチで、問題解決のプロセスを寄り添い、サポートしていきたいと考えています。

気軽な法律相談ができる

「これって弁護士に相談するべきなのかな?」「こういうのってどこに相談したらいいんだろう?」とお困りのことも、お気軽にご相談ください。

カウンセラーやコンサルタントとしての臨床経験をバックグラウンドに、医療機関や専門施設、利用できる公的な支援制度のご紹介などもしております。

高齢の方や精神面での障害を抱えた方の支援、事件のトラウマに苦しむ刑事事件の被害の方への支援も積極的に行っております。

ちなみに、大半の弁護士が避けたがる(らしい)、ちょっと「ややこしい(?)」ケースをこそ、やりがいを持って対応させていただいています。

なので、他の弁護士事務所でちゃんと話を聞いてもらえなかった、満足な対応をしてもらえなかったという方はぜひ一度ご相談いただければと思います。

相談に30分の時間制限がない

弁護士への相談は、初回は「30分」ということが多いのですが、「30分」で状況が十分に掴めて、最適な方針が立てられるということは、案外少ないものです。

なのでXAIでは、初回のご相談に、「30分まで」というような時間制限を設けていません。

「時間を気にして言いたいことが言えなかった」「肝心なことが相談できなかった」なんてことが無いよう、リラックスして背景となる事情やお気持ちまでを、お話していただけるよう多めの時間を確保しています。

ちなみにこれは、私の側にもそうする理由があってのことです。

当初の相談時間を制限せず、十分に背景も含めて伺うことで、結果的に事後に軌道修正やすり合わせの必要性は少なくなり、当事者/弁護士双方の負担も軽くなる傾向があるからです。

事件に巻き込まれた人の支援(被害者・加害者)

XAIは国選弁護も積極的に引き受けているとともに、刑事事件に巻き込まれた被害者支援の実績も多数あります。

刑事事件の被害の回復には、修復的司法ともいわれる特殊な要素があり、単純に賠償が行われることや、刑罰が課されることではカバーしきれない問題が多くあります。

被害者・加害者ともに、心理面でのサポートは極めて重要ですが、刑事事件の支援は、心理職にとっても難易度が高いものであり、弁護士の職務においては、残念ながら職務外と見なされるようなこともあります。

しかし、本当の意味で当事者が刑事事件という強烈な経験を乗り越えてゆくには、法的な問題解決だけではなく、心理面でも十分な支援を受けていくことこそが大切なのだと思っています。

刑事事件に関わってしまって苦しい思いをされている方は、ぜひ一度相談にいらしてください。

高齢の方・障害をお持ちの方への支援

多様性の包摂による共生社会がスローガンに掲げられていても、日本の高齢者や障害者に対する支援制度は、まったく十分とは言えません。

支援制度が使いにくい上に、周知が行き届いていないというようなこともあり、高齢者・障害者が本当に欲しい支援はなかなか見当たらず、「生きづらさ」を感じている方も多いと思います。

ならば対人支援職の端くれの私も、ちょっとでも「生きやすくなる社会作り」に貢献してみたい。

そんな気持ちで、各専門機関・団体とのつながりを活かした柔軟な対応をさせていただいています。

なにか困っていることがある方はぜひ一度ご相談にいらしてください。

弁護士向けの相談受付

プロフィールにもある通り、私は相当に変わったキャリアのある弁護士です。

コンサルタント(公認会計士)、カウンセラー(心理職)として、弁護士以上に長いキャリアを積んできていることから「弁護士っぽくない」と言われることもしばしば。

そんなちょっと変わったポジションから、弁護士業界を眺めてみると、かなーり特殊な業界だけに、さまざまなしがらみや通念に縛られることも多いのか、なんだか動きづらそうにしている方を見かけることがあります。

実はカウンセラー時代、資格業の方のキャリア相談にはずいぶん乗ってきたこともあります。

もし「自分はこの方向性でいいのだろうか」「弁護士ってなんだろう?」なんて途方に暮れてしまった時、「変わった弁護士」と話したらなんかヒントが得られるかもしれません。

そんなリクエストにもお答えしていますので、ぜひ気軽にお問い合わせください